外国人雇用についてまるっと解説外国人雇用のための情報サイト

日本の労働力不足を背景に、大阪の金属加工会社「三栄金属製作所」のように技能実習生を貴重な戦力として受け入れる企業が増えている。技能実習制度は、国際貢献を目的として外国人を受け入れ、日本で技術を学んでもらうためのものだ。

しかし、その実態は厳しく、過酷な労働環境や不当な扱いにより、実習先から失踪する技能実習生が後を絶たない。特にベトナム人実習生は約8000人が失踪しており、これは暴力、暴言、低賃金、いじめ、強制労働などが原因となっている。

こうした実習生たちの救いの場となっているのが、埼玉県にある大恩寺だ。住職のティック・タム・チーさんは、これまで2000人以上からの相談に応じてきた。工場で大やけどを負って右手を切断され、会社を解雇された元実習生も、この寺の助けを借りて在留資格の変更に成功したという。

住職は、今の制度が「奴隷制度」に近いと批判し、制度自体の見直しが必要だと強く訴えている。高齢化が進む日本社会が外国人労働者に依存せざるを得ない現状において、彼らを大切に扱うことの重要性を強調している。

参照元：YAHOO!JAPANニュース「もう自信が持てない」就労中の事故で右手切断した元技能実習生「会社から辞めてと言われた」　ベトナム人技能実習生の「25人に1人」が不当な扱いなど受け失踪…不法滞在・不法就労に
詳細は下記のリンクからご参照ください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d3e1f3753e4aa25caa5c24938267c848dec40d1?page=1